2022年02月19日
歯周病は、歯垢(プラーク)がきっかけでおこる歯周組織の病気です。
歯垢とは、食べかすや歯の垢ではなく細菌の塊です。
しばらくすると、歯垢はやがて唾液中のミネラルと結合して石のように固くなり歯石となります。
歯石は歯と歯肉の歯周ポケットにとどまり、歯肉を刺激し続け、やがて歯を支えている骨を溶かしはじめます。
歯周病がひどくなってくると、歯がグラグラするのはこのためで、歯を失う原因はむし歯より多いといわれています。
一度溶けてしまった歯はもとに戻りません。
歯周病がひどくなるまえに、予防・治療をしましょう。